photo by t.yotsumoto
CONCRETES
CONCRETES プロフィール
1978年、J-townの一軒家に集う雑多な職業の集団が居た。
身近な友人が当時、話題を集め始めたPUNK BANDに加入したと聴いた時に、コンクリーツが誕生した。
それは、そこに集う誰しもが「あいつにバンドマンがつとまるなら、オレにも出来る。」という、いわれなき自信であった。
ドラムスが下町の演芸ホールで、振り付けや演出をしていた、Tommy。
ベースは、小学生相手の学習塾を経営していた、Ryu the flash。
ギターは、ニューヨークでの寿司バー修行から帰国したてのJesus。
オルガンに川口の鋳物工場でマンドリンクラブを主催するNao-ken。
これで楽器の担当はすべて決まってしまったので、ヴォーカルを不動産ブローカーの
Shimが担当することになった。
全員シロウトゆえ、客分としてサンフランシスコから京都まわりで、墨絵の勉強に来ていたDennisがギターをひけるのを見込んでリードギタリストに任命した。
早速リハーサルに入ったが、ヘタクソで他人の曲のコピーができない。
メンドウだとばかりに、いきなり作詞作曲を始めると次から次へと曲が出来上がり、ワンステージやれそうな塩梅だった。
そうなると欲が出て、彩りがもっと必要と、コーラスガールを皆がアチコチでスカウトしまくり4人も集まったが、全員16~17才。
この時ロリータを従えた、不良中年バンドという構図が出来てしまった。
更に、近所の公園でサックスの練習をしていた土木作業員のMachoを加えて、オリジナルメンバーが顔をそろえた。
初舞台はShimが取引先の関係で持ってきた池袋の西武デパート屋上ステージ。
1980年の10月であった。以後、東京のニューウェーブ・シーンはいうに及ばず、北海道や名古屋・関西のシーンとも交流を深めつつ幅広く活動を続けている。
レコードは第1期コンクリーツ(Shimがヴォーカル)
1982年 コンパクト盤“SUPERMARKET LIFE”をリリース(J-TOWN RECORDS)
1983年 オムニバス盤“CASE OF TELEGRAPH”に参加(TELEGRAPH RECORD)
1984年 LP盤“J-TOWN STYLE”をリリース(CITYROCKER RECORD)
1986年 ヴォーカリストのshim-con-kangが失踪
Nao-kenがVo.となり第2期コンクリーツ活動開始
1989年 LP盤“MISS FORTUNE”をリリース(J-TOWN RECORDS)
1990年 CDオムニバス盤“TELEGRAPH WORKS”に参加(TELEGRAPH RECORD)
1990年 CDリイッシュー盤“CASE OF TELEGRAPH”発売(TELEGRAPH RECORD)
1993年 shim-con-kangが復帰しゲスト参加
1998年 “J-TOWN 祭り”で新生 コンクリーツ始動
1999年 新宿LOFTで“Drive to 2000”に出演
2001年 “CDミニアルバム コンクリーツ”発表(CAPTAIN TRIP RECORD)
2009年 新宿LOFTで“Drive to 2010”に出演
2012年 “CDアルバム コンクリーツ大全集”発表(TELEGRAPH RECORD/いぬん堂)
現在のCONCRETES
Vo. Perc. Shim-con-kang
Gr. PEVO1号(休業中)
Gr. 安藤篤彦(ex.ミラーズ)
Kyb. KC(情念・SHAMPOO)
Bs. Ryu the Smash
Vo. Drs. Tommy Enco
with ASPHALT BABBLES
Chor.Gr. Y子(ツージーズ・バチバチソニック)
Chor. マリリン